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超アナログ文系女子がWEBクリエイターになるまで 前編

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小さな子どもを育てながら起業

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私は地方でWEB制作の小さな事務所を運営しています。

小学生の娘を含め3人の子どもがいるため、
おもな労働時間は、もっぱら深夜と平日午前中。
夜中静まりかえった自宅1階の事務所フロアで
好きなアロマのお香を焚きながら、
デザインや文章を考えたりHTMLやCSSのソースを書く作業を
ひとりでコツコツやっています。

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もともと文系。超アナログ。初歩的な用語すらわからなかった

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マイスターの国ドイツの職人に憧れて、
フリーランスで黙々とプロの仕事をするライフスタイルを選びたいと思っていました。

デザインや写真、文章制作が好きだったこともありWEB制作を始めることにしましたが、
ITに強かったわけではありません。

実際はその逆です。

8年前に「WEB制作をやりたい!」と思い立ったときは、
ワードと一太郎なら文書がつくれる程度でした。
インターネットやメールは使うけれど
IllustratorやPhotoshopなどのデザインソフトはさわったことがなく、
WEB制作をやりたくても初歩的な用語すらわからなくて、
いったいどこから手をつければいいのかもわからない、という状態。

小説や映画や芝居が好きで、大学は文学部、前職は週刊誌の編集者。
しかも長い子育て期間を経ての起業です。

ITとは対極にあるようなタイプの私が、
どんなことを考えて起業しWEB制作という道に入ったのか。

そんな経緯を記事にしたいと思います。
後半には、初心者の私がWEB制作するときにほんとうに役にたった本やサイトをご紹介しつつ、
ライフスタイルにあわせた女性の起業についても
考えたことを書きとめておきたいと思います。

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パートとして働きながら、起業について考えた

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私は大学を卒業したあと
都内にある老舗の出版社に8年ほど勤めていました。

入社早々、週刊誌への配属を言い渡され、
毎週企画をたてて取材先にアポを取り話を聞いて記事を書くという、
一見華やかそうで実はかなり地道で泥臭い仕事をしていました。

30歳を過ぎたころ、なんだかとっても疲れてしまい、
長い間遠距離恋愛していた地方在住の男性と結婚し
会社を退職しました。

そのうち仕事も見つかるだろうと甘い考えで新しい生活に飛び込みましたが、
高齢化と過疎化がすすむ四国の地方都市では
資格が必要な医療系の求人ばかりが多く、
編集の仕事というのはかなり限られた数しかありませんでした。

覚悟していたこととはいえ
前職の経験がいかせるような好条件での再就職はむつかしく、

そのうち子どもが生まれ、
フルタイムで働くことができなくなって、
社労士事務所や広告代理店などで
残業のないパートタイムの仕事をいくつか転々とすることになりました。

しかし、じつはこの時期の体験が私の大きな転機になりました。

都市部の、しかも特殊な職場しか知らなかった私は、
このときに初めて
「自分で事業を興して会社を維持している」地方の起業家の仕事ぶりを
そばで見るチャンスに恵まれたからです。

家族にも親戚にも自営業の人がいなかったため、
この環境は新鮮でした。

確かに小さな規模ではあるけれども、
お客様としっかり信頼関係を結び、
良い商品やサービスを提供して実績をあげる。
大きな組織では意識が薄れがちな仕事の原点を感じました。

規模が小さいといっても
年間の売上げは、数千万円から数億円です。

しっかりとした実業の世界がそこにありました。

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よい事業は従業員もお客様も幸せにする仕組みをもっている

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事業を起こして、それを運営するということに興味が湧いてきたので、
パートとして働きながら
ビジネス系の本もいろいろ読みました。

マーケティングやビジネスモデルについて
たくさん本を読んでいると、
よい事業は従業員もお客様も幸せにする仕組みをもっていることもわかりました。

「企業」=「利益追求」とばかり思っていた私は、
ここでも目から鱗。

事業主の考え方や、やり方次第で、
会社は、「かかわる人みんなを幸せにする仕組み」として機能するんだな、と
さらに興味をかきたてられました。

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起業するときに考えた3つの条件

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一生仕事をしていきたいけれど、どんなふうに人生の舵をきればいいかわからない。

最初の会社を退職してから、
ずっとそんなふうに考えながら育児とパートタイムの仕事をしていました。

ところが、いろんな職場を経験するうちに、
起業することがとても身近な選択肢のひとつになってきている自分に気がつきました。
大学を卒業したときも、結婚で退職したときにも、
まったく考えていなかった選択肢でした。

やりたい仕事を一生懸命することで、
私なりに社会に豊かな価値を生み出していきたい。
何の事業をやろうかと考え、私は前提となる基準を3つ考えました。

• ①時間を忘れるくらい徹底的に好きなことで得意なこと。
• ②人の役に立つこと。社会に貢献できること。
• ③収益があること。

これが私にとっての起業の条件でした。

自分が面白がれて、
人に貢献できることって何だろう。

「ありがとう」と言われながら、お金がもらえる仕事・・・。

これまでに経験してきた仕事を振り返りました。
企画。記事の執筆。写真撮影。制作物全体の構成。編集。デザイン。進行・・・
数々の失敗や、ささやかな成功を繰り返しながらも、
私が心を定めて続けてこられたのは
これらの分野でした。

今後は、人や会社や街の魅力を伝える仕事。成果物が目に見える仕事。
チームを組むこともできるし、ひとりでも制作を完遂できる仕事をやりたい・・・。

そう考えて浮かんできたのが、WEB制作の仕事でした。

* 超アナログ文系女子がWEBクリエイターになるまで 後編 に続きます

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